1期生の中には、卒業と同時にスパッと芸能界を引退し、自らの信念に従って別の道を歩んだメンバーも存在します。その代表格が、今なお語り継がれる橋本奈々未です。
2017年2月20日、自身の24歳の誕生日にさいたまスーパーアリーナで開催された卒業コンサートをもって、芸能界から完全に退いた橋本奈々未。当時のドキュメンタリー特番やインタビューで明かされた「もともと芸能界に入ったのは弟の大学費用や実家の経済的支援のため。家族の目処が立ったことで、自分の本来やりたかった道へ進む」という告白は、日本中に大きな衝撃と感動を与えました。卒業後は一切の私生活を誇示することなく一般社会人としての生活を守り抜いており、その潔い美学は「伝説」としてファンの心に刻まれています。
また、「可愛いの天才」として初期からフロントを務めた星野みなみも、2026年2月の卒業とともに芸能界を引退。約10年間に及ぶアイドル人生を駆け抜け、次なる人生を自らの足で歩む決断を下しました。
一方で、芸能界の枠に囚われない「異色のセカンドキャリア」を切り拓いたパイオニアたちも枚挙にいとまがありません。
- 市来玲奈・斎藤ちはる:日本テレビおよびテレビ朝日の正社員アナウンサーへと転身。朝や夕方の報道・情報番組で看板アナとして定着。
- 中元日芽香:アイドル時代の自身の葛藤や休養経験を糧に、早稲田大学人間科学部で学び直して「心理カウンセラー」の国家資格領域へ進出。自著の出版やサロン運営など、メンタルケアの専門家として活躍。
- 中田花奈:圧倒的な頭脳と努力でプロ雀士(日本プロ麻雀連盟)の資格を取得。さらに麻雀カフェ「chun.」のオーナー店長を務め、Mリーグの舞台でも戦う実業家・プロ雀士として唯一無二のポジションを築く。
- 和田まあや:持ち前の行動力と人脈を活かし、自ら会社を設立して代表取締役社長に就任。インフルエンサーマーケティングやブランド事業を展開。