インターネット上のコミュニティやSNSでは、長年にわたり「歌詞に登場する青いベンチはどこの駅に実在するのか?」という議論が交わされてきました。
ファンの間では、サスケの活動拠点であったJR大宮駅をはじめ、メンバーの出身地である埼玉県入間郡毛呂山町周辺の東武越生線・JR八高線の駅ホームが聖地として推測されるケースが目立ちます。しかし、制作関係者の証言や当時のインタビューを総合すると、特定の駅のベンチを1対1で指し示しているわけではありません。
作者である北清水雄太が青春時代に目にした駅の情景、誰もが日常で通り過ぎるローカルな駅の空気感が抽象化され、リスナー各自が「自分の地元の駅」を投影できるように描かれています。この普遍的な余白こそが、特定の地域に限定されない大ヒットを生んだ要因です。
また、「一発屋で活動を休止した」という誤った言説も散見されますが、サスケは2009年の解散を経て2014年に再結成を果たしています。結成20周年を超えた現在も、精力的なライブ活動や楽曲制作、YouTubeやTikTok等の発信を通じて、円熟味を増したハーモニーを届け続けています。