Q1:ネットで出回っている花魁写真は、どこで本物を閲覧・確認できますか?
A1:国立国会図書館デジタルコレクションや、長崎大学附属図書館の「幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」、東京都江戸東京博物館の収蔵資料などで高精細な原本アーカイブが公開されています。信頼性の高い公的機関のデジタルアーカイブを参照することをおすすめします。
Q2:なぜ写真に写る花魁は全員、一切笑わずに怖い表情をしているのですか?
A2:当時の湿板写真は感度が極めて低く、撮影中に数秒から数十秒間、完全に静止する必要がありました。少しでも口元や目が動くと画像がブレてしまうため、金属製の首固定器具(ヘッドレスト)を使用し、表情を一切崩さずにカメラを見つめ続ける必要があったためです。
Q3:幕末の花魁と明治の芸者は写真で見分けがつきますか?
A3:帯の結び方と履物、髪型で明確に見分けることができます。花魁(遊女)は帯を前で結ぶ「前結び」であり、豪華な立兵庫などの日本髪に無数の鼈甲簪を挿しています。一方、芸者は帯を後ろで結び、髪飾りも控えめで、高下駄を履いて道中を行うことはありません。