なぜネット上では坂田亘に対する風当たりが強い時期が続いたのか。そこには、バラエティ番組における小池栄子自身の「自虐トーク」が一人歩きしてしまったという盲点が存在します。
小池栄子はバラエティ番組に出演する際、「うちの旦那、本当に口が悪くて」「家で全然動かないんですよ」と、夫の愚痴を面白おかしく語って笑いを取る名人です。2026年1月のスポニチAnnexでも報じられた「とにかく口が悪い」という告白のように、日常の些細なエピソードをサービス精神旺盛に披露します。しかし、これは視聴者を楽しませるプロとしての話術であり、本心からの憎悪ではありません。
小池栄子の夫婦仲に対するネットの反応を詳細に追跡すると、初期の「なぜ別れないのか」「旦那が羨ましすぎる」という冷やかしから、近年は「あれだけ堂々と悪口を言えるのは絶対の信頼がある証拠」「ピンチの時に逃げなかった小池栄子も、陰で支える坂田亘もどちらもかっこいい」という称賛へと論調が大きくシフトしています。
かつて小池栄子が所属していた大手芸能事務所が経営破綻や分裂騒動に揺れた際、業界特有の複雑な利権や契約トラブルから小池を身を挺してガードしたのが坂田亘でした。芸能界の海千山千のプレッシャーに対抗できるだけの胆力と交渉力を持っていた坂田の存在があったからこそ、小池栄子は独立後も干されることなく、トップ女優への階段を駆け上がることができたのです。