番組を長年見守ってきた視聴者と、現場でキャスターたちと接してきた制作スタッフの視点から、番組の変遷とキャスター像の実態を検証します。
SNSやネットコミュニティ(Yahoo!知恵袋や5ちゃんねる等)のリアルな反応を分析すると、視聴者がサブキャスターに求めていたのは単なる「原稿読み」ではありませんでした。
「日曜の朝、関口さんの独特の語り口と唐橋さんの優しいフリップめくりを見ることで1週間が始まる実感があった」
「杉浦みずきさんのピアノで鍛えられたような凛とした立ち居振る舞いが好きだった」
このように、日曜朝という特殊な時間帯における「家族のような安心感」を視聴者は強く愛着として抱いていました。一方で、新体制移行後の声としては以下のような変化が見られます。
「膳場さんになってからニュースの深掘りがシャープになり、サブキャスターの役割も単なるアシスタントから、独立したジャーナリストとしての発信が増えた」
「以前のような手作り感も味があったが、テンポが良くなって午前中の視聴体験として無駄がなくなった」
現場スタッフの証言によれば、膳場体制以降はキャスター陣が本番前の企画会議から積極的に参加し、自らの言葉でニュースの背景を伝える姿勢が求められるようになったといいます。単なる「華を添えるアシスタント」から「自律したニュースの担い手」へと、求められる現場の要求水準が一段引き上げられたことが伺えます。