全国の漁港や豊洲市場の仲卸関係者への取材によると、「夏場は気温・海水温が高いため、水揚げ後の温度管理(コールドチェーン)の差が味に如実に現れる」といいます。日常的にスーパーで買える夏の旬魚を選ぶ際、失敗しないためのチェックポイントを整理しました。
特に大衆魚のエースであるアジ旬の時期選び方においては、以下の4つの部位を必ず目視で確認してください。
- 目の透明度:黒目が澄んでいて、濁りや充血がないものが獲れたての証拠。
- エラの色:鮮やかな赤紅色(鮮紅色)を保っているか。暗褐色や白っぽくなっているものは鮮度低下のサイン。
- 体表の張り・ウロコ:黄色みを帯びた「黄アジ(瀬付きアジ)」で、皮にピンとしたハリと艶があるもの。
- 腹の硬さ:指で押さえたときに弾力があり、内臓が崩れて柔らかくなっていない個体。
丸魚だけでなく切り身やサクを選ぶ際も、ドリップ(赤い肉汁)が出ておらず、血合いの色が鮮やかなルビー色をしているパックを選ぶのが鉄則です。