京浜島つばさ公園の最大の武器は、何と言っても羽田空港B滑走路(RWY22)の北側延長線上に細長く隣接しているロケーションです。護岸の遊歩道に立つと、水路を挟んだ対岸に空港のフェンスや進入灯台が手に取るように見渡せます。テレビドラマのロケ地としても度々採用されるこの景観は、全国の空港周辺緑地と比較してもトップクラスの臨場感を誇ります。
特に狙い目となるのが、夏季を中心に実施される「南風運用」のタイミングです。悪天候時や風向きの条件が揃った午後の時間帯、千葉方面から旋回してきた大型旅客機が次々とB滑走路へ向けて最終進入(アプローチ)を行い、海面すれすれの低空で目の前を横切っていきます。機体のランディングギア(車輪)が降りる機械音や、エンジンが風を切り裂く重低音がダイレクトに身体へ響く瞬間は、まさに圧巻の一言です。
機材の目安としては、スマートフォンのカメラでも十分に巨大な機体を画面いっぱいに収められますが、パイロットの姿や機体のディテール、タキシング中の様子まで鮮明に捉えるなら200mm〜400mmクラスの望遠レンズを装着した一眼カメラが真価を発揮します。また、夕刻から夜間にかけては滑走路の誘導灯群が一斉に点灯し、水面に反射する灯りと機体のシルエットが織りなす幻想的なシーンへと変貌を遂げます。