都内有名ヘアサロンでハイトーンカラーを得意とするトップスタイリストに取材を行ったところ、サロンワークの現場でも顧客からの相談が急増しているという。「カラーシャンプーを買ったけれど色が変わらないとおっしゃるお客様のほぼ全員が、シャンプーを泡立ててすぐに流してしまっている」と現場のプロは指摘する。
一般的な洗浄用シャンプーと同じ感覚で1分程度で洗い流してしまえば、色素が定着する猶予は存在しない。染料を髪のキューティクル層に留めるためには、カラーシャンプー使い方と放置時間の設計がすべてを左右する。髪全体をたっぷりの泡で均一に包み込み、短くても5分、しっかり色味を入れたい場合は10分程度の放置時間を置くことが不可欠となる。
また、使用頻度に関する現場の知見も極めて明快だ。ヘアカラーシャンプー頻度毎日使うべきかという疑問に対し、カラー直後の色落ちが激しい最初の3日間は毎日使用し、退色が落ち着いた後は週に2〜3回のペースに切り替えるのが、色持ちと頭皮環境のバランスを両立させるプロの定石となっている。