田中直樹と元タレントの小日向しえは、バラエティ番組『ココリコミラクルタイプ』での共演をきっかけに2003年6月に結婚しました。当時「おしどり夫婦」として広く認知されていた2人でしたが、結婚生活約14年を経た2017年5月に電撃離婚を発表しました。
発表当時、世間に大きな驚きを与えた最大の要因は、田中直樹が息子2人の親権を持った点でした。日本の民法および離婚調停の実務において、母親が親権を獲得する割合は約8割から9割に達します。父親が2人とも親権を持つケースは全体の約1割強にとどまるため、ネット上では「母親側に重大な過失があったのではないか」といった無用な憶測が飛び交いました。
しかし、当時の関係者取材や双方の所属事務所が発表した内容を総合すると、泥沼の裁判闘争ではなく協議離婚が成立しています。離婚の根底にあったのは、長年の生活習慣のすれ違いや価値観の変化であり、父親が親権を持った理由は「当時通学していた子供たちの住環境を変えず、経済的・精神的な基盤を田中が支えることが最善である」という両者の冷静な判断に基づいたものでした。