宝くじの構造を理解する上で避けて通れないのが、「期待値」と「還元率(ペイアウト率)」の概念です。期待値とは、1枚購入した際に理論上戻ってくる金額の平均値を指します。
各種ギャンブル・公営競技との還元率比較
日本の法律上、宝くじ(当せん金付証票)の還元率は約46〜47%に制限されています。これは売上の約40%が地方自治体の公共事業財源(収益金)として差し引かれ、印刷・流通経費などを除いた残りが当せん金として配分されるためです。
300円のジャンボ宝くじを1枚買った場合の期待値は約140円前後です。買った瞬間に約半分が寄付・税金・経費として天引きされている計算になります。
ただし、宝くじには「どれだけ高額の当選金を得ても所得税・住民税が一切かからない(完全非課税)」という他の公営競技にはない絶大なメリットがあります。期待値の低さを「夢への参加料」「自治体への寄付」と割り切って楽しむ姿勢が求められます。