激しい企業競争の最前線に立ち続ける一方で、日本屈指のビリオネアとしてのプライベートや資産状況にも常に高い関心が寄せられています。米経済誌『フォーブス』の長者番付をはじめとする客観的データによれば、三木谷浩史氏の総資産は楽天グループの株価変動に連動しつつも、概ね5,000億〜6,000億円規模を維持しており、国内富豪ランキングでも常にトップ10圏内に名を連ねています。
驚くべきは、その資産のほとんどが創業以来保有し続ける楽天の自社株であり、企業価値の向上と個人の命運が完全に一体化している点です。一方で、有価証券報告書等で開示される役員報酬としての年収自体は1億円から数億円規模にとどまることが多く、グローバル企業のCEOとしては極めて規律ある水準に抑えられています。実際の年間所得の大半は、株式配当や保有資産の運用益によってもたらされているのが実情です。
私生活においては、日本最高峰の超一等地として名高い東京都渋谷区松濤に構える要塞のような白亜の大豪邸が有名です。高い塀と最新鋭のセキュリティに守られた敷地には、広大な地下スペースやプライベートプールが備わっているとされ、国内外のVIPや政財界の要人を招く迎賓館としての役割も果たしています。派手な夜遊びに興じる成金的なイメージとは一線を画し、ビジネスと人脈構築のために自らの住まいを戦略的に活用する冷徹な計算が透けて見えます。