加賀まりこの昔が美しすぎる!小悪魔伝説と現在の魅力を徹底解明

加賀まりこの昔が美しすぎる!小悪魔伝説と現在の魅力を徹底解明

加賀まりこの昔が美しすぎる!小悪魔伝説と現在の魅力を徹底解明に関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。

加賀まりこの美人で小悪魔なパブリックイメージを決定づけた不朽の名作が、1964年に公開された中平康監督の映画『月曜日のユカ』です。横浜の外国人バーで働き、パトロンの男たちを翻弄しながらも、決して心までは売り渡さない奔放なヒロイン・ユカ。愛する男性に喜んでもらうために体を重ねるけれど、キスだけは決して許さないという切なくもアヴァンギャルドなキャラクターを、加賀まりこは神がかり的なリアリティで演じ切りました。

本作で披露された昔の髪型やメイクは、今見ても最高峰のモードスタイルです。高くボリュームを持たせたフレンチシックなボブやアップヘア、大胆に跳ね上げたリキッドアイライン、淡いヌードリップの組み合わせは、まさに60年代ヌーヴェルヴァーグの息吹そのもの。劇中で着こなすミニ丈のAラインワンピースやトレンチコートは、彼女自身の並外れた審美眼によって選ばれ、当時の流行を何歩も先取りしていました。

近年、名画座のリマスター上映や動画配信サービスを通じてこの作品に触れた20代・30代からは、「レトロなのに誰よりも新しい」「ハイブランドの最新ルックブックのよう」という絶賛の声が止みません。彼女が体現したのは、単に男性に媚びる「あざとさ」ではなく、自分の肉体と魅力を自覚した上で世界と対峙する、知的でアグレッシブなフェミニニティでした。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。