ネテロ会長の死は、その後の世界情勢に計り知れない影響を与えました。残された遺言ビデオによって幕を開けたのが「13代会長総選挙編」です。後継の座をめぐり、副会長パリストン=ヒルと幹部集団「十二支ん」による高度な政治戦・心理戦が展開されました。
また、ネテロの死によって封印が解かれたのが、未踏の大地「暗黒大陸」への進出計画です。ネテロの隠し子を名乗るビヨンド=ネテロが表舞台に現れ、人類社会は暗黒大陸という未知の脅威へ足を踏み入れることになります。
読者の間で囁かれることのある「ネテロ復活の可能性」については、作中の描写および物語構造から見てほぼ0%と断定できます。ネテロの肉体は至近距離での核並みの爆発により灰燼に帰しており、キメラアントの母胎による転生も女王の死亡により不可能です。何より、自身の命を賭して人類を救い、次世代(ビヨンドや十二支ん、ゴンたち)へバトンを託した幕引きの完成度を考慮しても、生還の余地は残されていません。