宿泊客のリアルな宿泊記ブログや大手予約サイトの生の声を集約すると、評価の核となっているのは「露天風呂付き客室」の優雅さと、冬の日本海を代表する「松葉ガニ料理」の圧倒的なクオリティです。
客室は、東郷湖を一望できるスタンダードな和室から、客室専用の温泉風呂を備えた「湖峰閣」「みずき」などのハイクラス客室まで多彩に用意されています。特に客室露天風呂付きプランは、プライベートな空間で24時間いつでも湖の風を感じながら湯浴みができるため、記念日旅行や夫婦旅で非常に高い満足度を記録しています。
料理面では、11月上旬から翌年3月にかけて提供される鳥取県産ブランド蟹「松葉ガニ」の会席コースが白眉です。活カニの花咲くお造り、香ばしい焼きガニ、濃厚なカニ味噌の甲羅焼き、旨味が溶け出すカニすき鍋まで、冬の味覚を余すところなく味わえます。春から秋にかけては、鳥取和牛オレイン55や日本海の白イカ、地元名産の二十世紀梨やシジミなど、地産地消にこだわった会席が好評を博しています。
一方で、率直な口コミに見られる注意点としては、「本館の一部施設に年季を感じる」「冬場の湖上露天風呂へ向かう桟橋の風が冷たい」といった点が挙げられます。これらは湖上に建つ老舗旅館の構造的宿命でもありますが、防寒具の貸出や館内リニューアルにより年々快適性が向上しています。