部屋のインテリア性や配線の都合を優先するあまり、電波を自ら遮断してしまっている家庭が後を絶ちません。電波特性の観点から「ルーター置いてはいけない場所」を具体的に挙げます。
1. 床への直置き(ルーター置き場所床置きNG)
床に直接置くと、下向きに放出された電波が無駄になるだけでなく、床材や基礎のコンクリート、フローリングの湿気によって電波が大きく乱れます。埃を吸い込んで内部ファンや基板に熱がこもり、機器寿命を縮めるリスクも抱えます。
2. 電子レンジや家電製品のすぐ横
2.4GHz帯のWi-Fi電波は、電子レンジが加熱に使うマイクロ波と同波長です。レンジ稼働時に通信が寸断されるのは典型的な電波干渉です。電子レンジ電波干渉対策として、家電から最低でも2〜3メートル離すか、干渉を受けにくい5GHz帯・6GHz帯へ接続を切り替えることが有効です。
3. テレビの裏・金属製ラックの中
テレビの内部基板や大型金属フレーム、スチールラックは電波を強烈に反射・吸収します。目立たないからとテレビ裏に隠すと、背面の金属板が電波の壁となり、前方向や別室へ電波がほとんど飛びません。
4. 水槽や花瓶の近く
電波は「水」に極めて吸収されやすい性質を持ちます。大容量の水槽の裏にルーターを置くと、水槽の向こう側にある部屋への電波強度は激減します。
5. 密閉されたクローゼットや情報分電盤の中
住宅の美観を保つための情報分電盤(マルチメディアボックス)にルーターを押し込めるケースが見られますが、扉の建具や壁内の断熱材が電波を遮ります。