この特異で美しい家族関係が再び脚光を浴びた決定打が、長男である谷原七音さんの俳優デビューでした。2023年12月に20歳の節目を迎えた七音さんは、2024年の「第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にエントリーし、見事フォトジェニック賞を受賞。本格的に芸能界の門を叩きました。
コンテスト挑戦時、メディアの取材に対して七音さんは「父親(谷原章介)のように、誰からも信頼される存在になりたい」と語り、芸能界挑戦を後押ししてくれた育ての親への深い感謝を口にしました。服の着こなしや所作、礼儀作法に至るまで、父・章介氏から教わった美徳が自身のベースにあることを誇らしく語っています。
同時に、世間が注目したのは「実父がいしだ壱成である事実」への向き合い方でした。かつて天才肌の演技派として名を馳せた実父の血と、国民的司会者・俳優として実績を積み上げた育ての父の薫陶。七音さんは自らのルーツを隠すことなく受け止めており、20歳を迎えて「協定」の期限が切れた今、実父・いしだ氏との関係も緩やかに解禁されました。
一方、実父であるいしだ氏も、息子の芸能活動に対して「陰ながら全力で応援している。でも、育ててくれたのは谷原さん。僕が父親面をして前に出るつもりは毛頭ない」と公言しています。血縁に固執せず、息子の成長と自立を遠くから見守るスタンスを貫いています。