全盛期にはその完璧なアイドル的ビジュアルとパフォーマンス力ばかりに目が向けられがちでしたが、音楽業界内では当時から彼女のボーカルスキルは突出した評価を受けていました。
山下達郎や竹内まりや、槇原敬之といった日本を代表するシンガーソングライター陣が、彼女の「ピッチの正確さ」「タイム感(リズム感)の鋭さ」「言葉を届ける表現力」を絶賛していたことは有名な事実です。竹内まりや作詞・作曲の『LOVE涙色』や、つんく♂が手掛けた数々の名曲群において、難度の高いメロディラインを軽やかに歌いこなす技術は、後発の女性アーティストたちにも多大な影響を与えました。
SNSや音楽コミュニティのリスナーの間でも、「大人になってから改めて聴くと、歌の上手さに鳥肌が立つ」「テクニックを感じさせないほど自然に感情を乗せる天才」といった再評価の熱波が広がっています。単なるノスタルジーではなく、現行のハイエンドなポップスシーンにおいても通用する本物のボーカリストとして、その地位は確立されています。