有愛きい プロフィール 経歴を振り返ると、彼女が舞台に注いだ純粋な情熱と、周囲から愛された実直な人柄が浮かび上がります。京都府京都市出身、由緒ある老舗漬物店の家庭に生まれ育った有愛さんは、幼少期から宝塚の舞台に強い憧れを抱き、難関を突破して2015年に宝塚音楽学校へ入学しました。
2017年、有愛きい 103期生として宝塚歌劇団に入団。雪組公演『幕末太陽傳/Dramatic “S”!』で初舞台を踏んだ後、宙組へと配属されました。愛称は「きよ」「キイ」。可憐な容姿と確かな歌唱力、そして何事にも手を抜かない誠実な姿勢で、娘役として着実にステップアップを重ねていました。
宙組配属後は、バウホール公演や大劇場公演の随所で印象的な役柄を務め、下級生の面倒見が良いことでも知られていました。しかし、学年が上がるにつれて背負う責任は急増。宝塚特有の「学年制」に基づく重層的な役割分担の中で、彼女は自身の舞台稽古と並行し、下級生を取りまとめる重責を一手に引き受けることとなっていきました。