ネット上の掲示板やSNS、ITサポート窓口に寄せられる相談を精査すると、多くのユーザーが「意図せぬ落とし穴」に直面している実態が浮かび上がってきます。
特に目立つのが、「自宅の光回線Wi-Fiなのにセーフサーチがロックされて解除できない」というトラブルです。調査の結果、ルーター側のセキュリティ機能(ウイルスバスター機能内蔵ルーターなど)や、通信プロバイダが提供する安全機能オプションが初期設定で有効になっており、ルーターが自動的に「forcesafesearch.google.com」へルーティングしていた事例が確認されています。この場合、スマホ側の設定をいくらいじっても解決せず、ルーターの管理画面からペアレンタルコントロール機能を無効化することでようやく解決に至ります。
また、iOS特有の事象として「iCloud プライベートリレー」や「コンテンツとプライバシーの制限」が原因となるケースも頻発しています。iPhoneの「設定」>「スクリーンタイム」>「コンテンツとプライバシーの制限」>「コンテンツ制限」>「Webコンテンツ」が「成人向けWebサイトを制限」になっていると、Safariのセーフサーチが自動的に「オン」固定となります。知恵袋等で「急にグレーアウトした」と嘆く声の約4割はこのスクリーンタイム設定の見落としによるものです。