ネット上の情報で散見される誤解のひとつに、「新宿から近いので電車とバスで気軽に行ける」という認識があります。確かに直線距離としては都心に近いものの、公共交通機関を利用する場合、JR中央本線の「相模湖駅」から神奈中バスに乗り換える必要があります。問題はイルミリオン終了後の復路です。路線バスの便数には限りがあり、夜間のバス停には冷え込むなかで長蛇の列が形成されます。
そこで浮上するのが、冬季や特定シーズンに運行される「直行高速バス」の存在です。新宿駅、横浜駅、町田駅、八王子駅など主要ターミナルからパーク直着・直発の高速路線バスが設定されており、乗り換えなしでアクセスできる手段として極めて有効です。ただし、この直行便は座席指定の事前予約制が基本であり、イルミリオン開催期の週末は2〜3週間前には満席になるケースが多発します。「行けば乗れる」と誤認して現地に取り残され、タクシーも捕まらずに駅まで徒歩(約45分以上の暗い夜道)を強いられるトラブルも起きています。
また、営業時間と休園日にも注意が必要です。通年営業の都市型テーマパークとは異なり、さがみ湖MORI MORIは春休み・GW・夏休み・イルミリオン開催期を除く閑散期の水曜日や木曜日を中心に「休園日」が設定されています。営業開始時間も日によって9:00または10:00、閉園もイルミリオン点灯の有無によって16:00〜21:00まで大きくスライドします。公式カレンダーの事前確認を怠ると、ゲートの前で途方に暮れることになります。