ネット上では「おにぎしはどこかの方言なのでは?」という疑問も度々浮上します。言語学的な地域方言調査において、特定の都道府県全域で公式に「おにぎし」と呼ぶ確固たるデータは見当たりません。ただし、祖父母世代が幼い孫に対して幼児語を交えて話すうちに、家庭内の方言(ファミリー・レクト)として世代を超えて受け継がれているケースは全国各地で確認されています。
「おにぎり」と「おにぎし」の違いを整理すると、前者がフォーマルから日常まで通じる正式な標準語であるのに対し、後者は親密な間柄やSNS上での感情表現に特化したカジュアルな表現です。ビジネスの場や公的な文書では使われませんが、個人の発信においては強い共感を生むフックとして機能しています。