「SNSで見かけて飲んでみたいのに、近所のお店で見つからない」という声は後を絶ちません。当編集部が主要小売チェーンの酒類売り場および流通関係者へ実地調査を行ったところ、業態ごとに明確な仕入れパターンの違いが浮き彫りになりました。
まず日常の生活動線であるコンビニエンスストア(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン)ですが、常時棚を確保している店舗は全体の約25〜30%程度にとどまります。コンビニの棚割りは回転率が最優先されるため、春・夏の果実系フェアや「新感覚アルコール特集」といった季節限定企画でのスポット配荷が主軸です。もしコンビニで探す場合は、缶チューハイコーナーの最下段、もしくは新商品が並ぶ目線の高さの棚を重点的にチェックするのが鉄則です。
対照的に、高い遭遇率を誇るのが輸入食品やこだわりの嗜好品を揃えるカルディコーヒーファーム(KALDI)です。カルディでは、国産の和柑橘やプレミアムフルーツ果汁を贅沢に使ったリキュールゼリー、季節限定のオリジナル和酒ゼリーが定期的にラインナップされます。特にホワイトデー前後や初夏から秋口にかけての仕入れが厚く、女性客やギフト需要を見据えたアイキャッチとして酒類コーナーの前面に平積みされる傾向があります。
また、確実な入手とコストパフォーマンスを両立させたいなら、ドン・キホーテが最右翼の選択肢です。ドンキのメガステージ酒類売り場では、後述するパイオニア的銘柄「白鶴 ぷるぷる酒」シリーズをはじめ、複数のゼリー缶チューハイがケース単位で大量陳列されているケースが多々あります。1缶あたりの実売価格もディスカウント価格で設定されていることが多く、まとめ買いを狙うユーザーにとって最も外れのない実店舗と言えます。
近隣にこれらの店舗がない場合や、特定の限定フレーバーを確実に手に入れたい場合は、Amazonや楽天市場、モモストアなどの大手Web通販を活用するのが賢明です。アソートセットや12缶・24缶入りのまとめ買いであれば、1缶あたり160円〜200円前後の適正相場で手元に取り寄せることが可能です。