高さ調整で最も見落とされがちなのが、「足置き(フットレスト)の位置」と「座面の奥行き」のバランスです。座面の高さを合わせても、フットレストが適切な位置になければ効果は半減します。
フットレストは、子供がしっかり深く腰掛けた状態で、かかとからつま先までがピタッと吸い付くように接地する高さに合わせます。つま先立ちになったり、膝が持ち上がって太ももが座面から浮いたりしている場合は、フットレストの段数が合っていません。
あわせて確認したいのが座面の奥行きです。座面の先端と子供の膝裏(膝の裏側のくぼみ)の間に、指が2〜3本入る程度の隙間を確保してください。座面が深すぎて膝裏が圧迫されると、膝下への血流が滞り、足を前に放り出すような崩れた座り方の温床となります。
世界中で愛用されている『トリップトラップ(STOKKE)』などの成長対応型チェアでは、座面板と足置き板の両方を前後にスライドさせて奥行きを微調整できます。座面板は「太ももの約4分の3を支え、膝裏に触れない位置」、足置き板は「膝が90度になり足裏全体が乗る位置」にセットするのが正しい調整方法です。