住宅街の庭先や街路樹、公園のフェンスなどで見かけるお腹がオレンジ色の野鳥は、その大半がジョウビタキ、イソヒヨドリ、ヤマガラの3種類に分類されます。 野鳥観察の現場において、初心者がもっとも混乱しやすいのが「オレンジ色の面積」と「季節感」です。例えば、秋の終わりから早春にかけて庭木の枝先やお気に入りの杭にちょこんと止まり、お辞儀をしながら尾羽を震わせているスズメ大の小鳥であれば、冬鳥の代表格であるジョウビタキのオスである可能性が極めて濃厚です。 一方で、ビルやマンションの手すり、電柱のてっぺんなど見晴らしの良い高所で朗々と美しい声でさえずり、ヒヨドリほどの大きさ(約25cm前後)があるなら、内陸部へも生息域を急速に拡大させているイソヒヨドリのオスと考えられます。 さらに、一年中身近な雑木林や神社仏閣の境内、公園の常緑樹の枝先をせわしなく動き回り、頭部に白黒の模様がある場合はシジュウカラの仲間であるヤマガラです。まずは「いつ見かけたか」「スズメより大きいか小さいか」の2点に着目するだけで、正体の絞り込みは驚くほど容易になります。
お腹がオレンジの鳥の正体は?ジョウビタキやイソヒヨドリの見分け方
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