ロダン『考える人』の正体とは?名作『地獄の門』に隠された衝撃の真実

ロダン『考える人』の正体とは?名作『地獄の門』に隠された衝撃の真実

ロダン『考える人』の正体とは?名作『地獄の門』に隠された衝撃の真実に関する気になる情報を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

Q1:『考える人』は世界に何体くらい存在するのですか?
A1:ロダンの没後、フランス政府とパリのロダン美術館の公式認可を受けて正規に鋳造された大型ブロンズ像は、世界各地に20体以上存在します。日本国内では国立西洋美術館(東京)や京都国立博物館の庭園などに設置されています。また、サイズ違いの習作や石膏像を含めるとさらに多くの作品が世界主要都市の美術館に収蔵されています。

Q2:『地獄の門』に刻まれている有名な文学のフレーズはありますか?
A2:ダンテ『神曲』地獄篇第3歌の冒頭に記された銘文「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」がモチーフの根底にあります。ロダンの門扉自体には文字として刻まれていないものの、門全体が放つ絶望的な造形美そのものが、この警句を雄弁に物語っています。

Q3:なぜロダンは完成していない作品をそのまま遺したのですか?
A3:美術館の建設計画中止により納期がなくなったことも要因ですが、ロダン自身にとって『地獄の門』は完成を目指す単一の仕事ではなく、生涯を通じて自らの彫刻表現を深化させる「終わりのない母胎」となっていたためです。常に解体と再構築を繰り返していたため、巨匠の命が尽きる瞬間まで発展途上であり続けました。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。