今回の問題の本質は、TYPE-MOONが築き上げてきた壮大な世界観と、それを手掛ける生みの親・奈須きのこ氏が紡ぐテキストに対するリスペクトの欠如にある。FGOは熱狂的なファン層に支えられており、文章一つ、設定一つに対するユーザーの思い入れは極めて高い。
また、ゲームメーカー側が設定する二次創作ガイドラインや配信規約の限界も浮き彫りとなった。ゲーム実況が強力なプロモーション効果を持つ現代において、どこまでが健全な実況であり、どこからが権利侵害や公序良俗に反する行為なのか。従来のガイドラインではカバーしきれないグレーゾーンが、今回の摩擦を引き起こした主因だと言える。