トルティーヤ生地の上に溶けたチーズやハラペーニョを贅沢に乗せるナチョスは、テクス・メクス料理の代表格として世界中に定着した。しかし、その影響力は料理の域にとどまらない。
映像コンテンツの普及に伴い、この三角のチップスは画面の中の常連となった。Netflixの大ヒットドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』では、80年代のアメリカの日常を表現する小道具として印象的に登場。また、コメディ映画『ナチョ・リブレ 覆面の神様』では、愛すべきキャラクターたちのコミカルな食卓を彩り、観客の記憶に強く刻まれた。単なる食べ物ではなく、特定の時代感やライフスタイルを提示する重要な演出装置として機能している。