紙の匂いと最先端が交差する街。2026年、なぜ世界中から人が「神保町」へ押し寄せるのか?

紙の匂いと最先端が交差する街。2026年、なぜ世界中から人が「神保町」へ押し寄せるのか?

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神保町を語る上で、古書と並んで欠かせないのがカレー文化である。老舗の欧風カレーやスパイシーなインドカレーの名店がひしめくこの街に、ここ数年で新しい風が吹き込んでいる。

「ボンディ」や「共栄堂」といった老舗の行列は相変わらず絶えない。一方で、いま若者の熱い視線を集めているのは、発酵スパイスと自家製ヴィーガン素材を掛け合わせた新世代のカレー店だ。地元の老舗喫茶店とコラボレーションした限定ブレンドカレーを提供する店舗も登場し、ランチタイムの選択肢はかつてないほど豊かになっている。

カレーを味わい、喫茶店で深煎りのコーヒーを啜りながら買ったばかりの本を開く。この黄金のルーティンは、時代が変わっても色あせるどころか、いっそう研ぎ澄まされている。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。