独自調査と栄養学の最新知見に基づき、両者の成分バランスを徹底比較しました。一般的なイメージとは異なり、糖度や含有する機能性成分には際立った個性があります。
温州みかんの最大の強みは、強力な抗酸化作用を持つβ-クリプトキサンチンの含有量です。国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構の研究でも、骨粗しょう症予防や肝機能の維持に関与する可能性が報告されており、その含有率はオレンジを大きく引き離します。平均糖度は11〜13度前後で推移し、まろやかな酸味が甘みを引き立てます。
一方で、バレンシアオレンジやネーブルオレンジが誇るのは圧倒的なビタミンCの豊富さです。可食部100gあたりのビタミンC含有量はオレンジが約60mgと、みかん(約32mg)のほぼ2倍に達します。平均糖度は12〜14度と高水準でありながら、クエン酸が豊富に含まれるため、爽快感のあるシャープな甘酸っぱさを体感できるのが特徴です。