インターネットの検索情報や予約ポータルサイトを眺めているだけでは見落としがちな、甲府エリア特有の盲点とネット上の誤解を解説します。
誤解1:「甲府記念日ホテル」は記念日利用者しか泊まれない?
その象徴的な施設名から、「記念日以外の観光やビジネスで泊まるのは浮いてしまうのでは」「アニバーサリー専用宿なのか」という誤解を抱く旅行者が少なくありません。事実は異なります。同ホテルはビジネスユース、観光、地元企業の宴会、修学旅行や法事など多目的に利用される総合シティリゾートです。そのため、ロビーや共用廊下では一般の団体客やビジネスマンとすれ違う場面もあります。完全にプライベートな隠れ家感を求める場合は、フロアや客室タイプを上位グレード(高層階プレミアムフロア等)に指定することが重要です。
誤解2:甲府駅周辺と湯村温泉の立地感覚の混同
甲府駅周辺(城のホテル、古名屋ホテルなど)と湯村温泉街(甲府記念日ホテル、常磐ホテルなど)は、同じ甲府市内でも車で約15分ほどの距離があります。甲府駅前のホテルは徒歩圏内に名物ほうとう店や居酒屋、甲府城跡があり利便性に優れていますが、静謐な温泉情緒を味わいたいなら湯村温泉エリアに軍配が上がります。この地理的な棲み分けを理解せずに予約すると、「温泉街を散策したかったのに駅前のビル街だった」というミスマッチを招きます。
誤解3:ディナー時の「夜景席」「個室」は確約されていないケースがある
「甲府記念日ホテルのディナー付きプランだから、当然夜景が見える窓側席だろう」と思い込むのは危険です。窓側テーブルの席数には限りがあり、予約時の備考欄で明確にリクエストしていない場合、中央の席や眺望の望めないフロアへ案内されるリスクがあります。常磐ホテルの会席料理も同様で、「お部屋食」「個室食事処」「大広間」のいずれになるかは宿泊プランの規約により明確に分かれています。予約画面の細部まで確認を怠ってはなりません。