カナダ唯一のMLB球団であるブルージェイズですが、実は日本球界とも極めて深い絆で結ばれてきました。過去に所属した日本人選手たちは、単なる成績以上の強烈なインパクトをトロントの街とファンに残しています。
とりわけファンの記憶に鮮烈に焼き付いているのが「ムネリン」こと川﨑宗則のブルージェイズ伝説です。2013年から2015年にかけて在籍した川﨑は、サヨナラ打を放った後の英語インタビュー「I am Japanese!」で全米・全加のハートを一瞬で掴み、ベンチを明るく鼓舞する姿勢でチームの精神的支柱となりました。地元テレビ局が特集ドキュメンタリーを組み、球場には彼の顔がプリントされたTシャツを着た地元ファンが溢れかえるなど、まさに異文化を超越した社会現象となったのです。
一方、投手として劇的な進化を遂げたのが左腕の菊池雄星です。シアトル・マリナーズからFAで加入した当初は制球に苦しんだものの、トロントのピッチングコーチ陣とともにメカニクスを見直し、剛速球と鋭いスライダーを武器に完全復活を遂げました。2023年シーズンには11勝を挙げ、ポストシーズン進出の立役者となった菊池雄星 ブルージェイズ 成績の躍進は、北米メディアからも「球団史に残る投手育成の成功例」として絶賛されました。