就活市場における山陽特殊製鋼の立ち位置は、「知る人ぞ知る隠れ優良企業」から「堅実な理系トップクラスが集う難関企業」へとシフトしています。就職難易度は技術系と事務系で明確なコントラストが存在します。
採用実績校を概観すると、技術系総合職では京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学といった旧帝国大学・上位国立大から、大阪公立大学、兵庫県立大学(旧姫路工業大学)、岡山大学、広島大学などの関西・中国地方の実力派国公立が太いパイプを形成しています。また、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学の関関同立や芝浦工業大学などからの採用も定常的です。さらに、高専(高等専門学校)本科・専攻科からの採用評価も非常に高く、現場のコアエンジニアとして重用されています。
一方、事務系総合職の採用人数は年間に数名から十数名程度と非常に狭き門です。採用倍率は数十倍から100倍近くに達することもあり、難関私大・旧帝大クラスの学生による熾烈な争奪戦が繰り広げられます。選考プロセスでは、単なる学歴の高さ以上に「チームで泥臭い課題解決ができるか」「安全基準や規律を愚直に遵守できる誠実さがあるか」といったパーソナリティが極めて厳密に評価されます。