ネット上の口コミ調査や店頭でのオーダー動向を観察すると、利用者の目的は「圧倒的な濃厚感」を求める層と、「ギルトフリーな軽快さ」を求める層の2極に綺麗に分かれています。
濃厚派の頂点として語られるのが、ブレベミルク濃厚カスタムです。ブレベミルクとは、ミルクと生クリームを「5:5」の黄金比率でブレンドした特別なミルク(+55円)のことで、これにオールミルクとホワイトモカシロップを組み合わせると、もはやドリンクの枠を超えた「飲むリッチプリン」や「液状ケーキ」のような超濃厚デザートへと昇華します。SNS上では「仕事で疲れ切った金曜日の夜に飲むと脳がとろける」という熱狂的な投稿が多数見受けられます。
一方、健康意識の高い層や夕食前の一杯として選ばれているのが無脂肪乳ダイエットカスタムです。ミルクをノンファットミルクに変更し、シロップを少なめ(ライトシロップ)または完全に抜く(ノンシロップ)ことで、ベルガモットの清涼感あふれる茶葉本来の繊細な風味をダイレクトに堪能できます。バリスタ経験者の証言によると、「無脂肪乳にすると紅茶の香りがミルクの脂質にマスキングされず、アールグレイの輪郭が最もシャープに際立つ」というプロならではの支持理由も存在します。
また、味をワンランク上げる現場の隠れたポイントとして「抽出待ち時間」が挙げられます。ティーバッグが入った状態で提供されるため、すぐに飲むとあっさりした味わいですが、5分ほど席でじっくり蒸らしてから飲むことで、茶葉のタンニンと香りがミルクに完全に溶け込み、専門店の淹れたて紅茶に匹敵する重厚なボディ感が生まれます。