改まった手紙を作成する際、最も重視されるのが全体の骨格となる「4大構成」です。縦書き手紙の基本ルールに沿って書くことで、読み手に敬意と丁寧な印象を届けられます。
手紙の基本骨格は以下の4つのパートで成り立っています。
- 前文(ぜんぶん):「頭語」から始まり、季節の移ろいを表す「時候の挨拶」、相手の健康を気遣う「安否の挨拶」を述べます。
- 主文(しゅぶん):「起辞(さて、このたびは等)」で本題に入り、用件を簡潔かつ具体的に記述します。
- 末文(まつぶん):相手の今後の健康や活躍を祈る「結びの挨拶」を入れ、対応する「結語」で締めくくります。
- 後付け(あとづけ):「日付」「差出人名」「宛名(敬称を含む)」を正しい配置で記します。
特に縦書きの場合、宛名が差出人名よりも高い位置(または同じ行の最上部)に来るように配置するのが伝統的な礼儀とされています。