若き日の昭恵さんを語るうえで欠かせないのが、その洗練された感性とスタイルの良さだ。80年代のトレンドファッションをスマートに着こなし、音楽やアートへの関心も深かった。韓流ブームが到来した際にはいち早く魅了され、カルチャーを通じた国際交流にも積極的な姿勢を見せた。
型にはまった「政治家の妻の制服」のような装いを好み、時には周囲を驚かせるエッジの効いたドレスで公の場に現れることもあった。それらはすべて、バブル期の東京で感性を磨き、自分の好きなものを隠さずに愛してきた青春時代の延長線上にあったと言える。