せっかく時間をかけて編み上げたパラコードブレスレットやキーホルダーも、末端の処理が甘いと日常の摩耗で容易に解けてしまう。編み終わりの処理において、プロが徹底しているのは「焼き留め」と「逆方向への編み戻し」の組み合わせである。
余ったコードを根元から2〜3ミリ残してカットし、切り口を炎でじっくりと溶かす。完全に液状化する直前に、ナイフの腹や専用の圧着スリッカーで押し潰すように固着させる。編み目の隙間に末端を2段分ほど引き戻してから焼き留めを施すことで、強固なロック機構が完成し、過酷な使用環境下でも決して崩れない頑丈さを担保できる。