プロの現場では、食材の無駄を徹底的に排除する高度なオペレーションが確立されている。全国で展開するABCクッキングスタジオなどの製菓レッスンでも、残った原材料の取り扱いや温度管理の徹底は徹底して指導されるポイントだ。ほんの少しの温度変化が仕上がりの食感を大きく変えてしまうためである。
一流のパティシエたちは、余ったクリームを製菓の装飾だけに限定せず、ガナッシュやムースのベースとして再利用する知恵を持つ。家庭でも氷水にあてながら泡立てる基本を守り、使い切れなかった分は素早く加工して冷凍に回すというプロのルーティンを取り入れることで、プロ顔負けのクオリティを保ったまま食材を完食できる。