体臭・多汗症治療の第一人者として知られる五味常明医師をはじめとする専門家は、頭部の汗とメンタル面の相関関係を強く指摘する。特に現代人に激増しているのが、自律神経失調症に伴う「精神性発汗」や「味覚性発汗」の重症化だ。
「汗をかいたらどうしよう」という焦りや不安自体がストレスとなり、交感神経を刺激してさらに汗をかかせる。この負のスパイラルに陥ると、平常時であっても自律神経のスイッチ切り替えがうまくいかなくなる。自律神経の乱れは、睡眠不足やパソコン・スマホの長時間使用によっても著しく悪化するため、日常生活全般の見直しが欠かせない。