世界救世教からは、数多くの有力な新宗教団体が分派・独立しています。その代表格が、滋賀県甲賀市に本部を置く神慈秀明会(しんじしゅうめいかい)です。
神慈秀明会の創始者である小山美秀子(こやま みほこ)は、岡田茂吉に直接師事した有力な幹部信徒でした。岡田の没後、教団本体の運営方針や教義の解釈に対する見解の相違から、1970年に世界救世教を離脱して独立組織を結成しました。
神慈秀明会もまた、浄霊・自然農法・美の追求という岡田茂吉の教えを忠実に継承しており、世界的建築家I.M.ペイが設計した「MIHO MUSEUM」を運営するなど、文化活動面でも本体と極めて類似した展開を見せています。
このほかにも、「真光系」と呼ばれる諸教団(崇教真光、世界真光文明教団など)の創始者たちも岡田茂吉の影響を強く受けており、手かざし信仰のネットワークは日本中に広く枝分かれしていきました。