Q1:夜、家の窓ガラスの外側に張り付いている白い生き物はトカゲですか?ヤモリですか?
A1:それは100%「ニホンヤモリ」です。窓ガラスに吸着できる特殊な器官(趾下薄板)を持っているのはヤモリだけであり、トカゲはツルツルした垂直のガラスを登ることができません。また、ヤモリは夜行性のため夜間に室内の光へ集まる虫を狙って活動します。体色は周囲の環境に合わせて明暗を変化させ、窓ガラス越しには白っぽい灰色に見える特徴があります。
Q2:子どもが公園の池でアカハライモリを素手で捕まえてきました。毒は大丈夫でしょうか?
A2:指先で触れただけで直ちに中毒を起こすことはありませんが、直ちに薬用石鹸と流水で手を念入りに洗わせてください。アカハライモリの皮膚から分泌されるテトロドトキシンはフグ毒と同成分であり、毒が付着した手で目をこすったり、指しゃぶりをしたり、傷口に触れると強い痛みや炎症、アレルギー症状を引き起こします。今後は素手ではなく網や手袋を使用するよう指導してください。
Q3:トカゲの切れた尻尾は、何度でも無限に元通り生えてくるのでしょうか?
A3:無限に元通りになるわけではありません。一度切れた尾から再生する新しい尾は、骨ではなく軟骨で形成され、神経や筋肉の構造も簡素化された不完全なものです。切断面の組織が消耗するため、同じ場所から何度も綺麗に再生することは困難です。また、自切はトカゲが蓄えていた栄養貯蔵分を失う命懸けの行為であるため、観察時は絶対に尾を掴まないように注意が必要です。