レゴはどこの国?アメリカ誤解の真相とデンマーク発祥の歴史を徹底解剖

レゴはどこの国?アメリカ誤解の真相とデンマーク発祥の歴史を徹底解剖

レゴはどこの国?アメリカ誤解の真相とデンマーク発祥の歴史を徹底解剖について見逃せない 注意点を厳選して解説いたします。

玩具業界のみならず、世界のトップブランドランキングでも常に上位へ名を連ねるレゴグループ(The LEGO Group)。結論から言えば、同社の国籍はデンマーク王国です。現在も創業の地であるデンマーク中央部の町・ビルン(Billund)にグローバル本社を構え、株式を上場させずに創業家一族の投資会社(KIRKBI)が過半数を握る非公開企業として独自の経営姿勢を貫いています。

それにもかかわらず、日本国内のアンケート調査や検索動向を見ると「アメリカの玩具メーカー」と誤認している層が約3〜4割にのぼります。この根強い誤解が生じた背景には、レゴが仕掛けた巧みなグローバルマーケティング戦略がありました。

第一の要因は、1999年に始まった『スター・ウォーズ』シリーズをはじめ、『マーベル』『ハリー・ポッター』『ディズニー』といったアメリカを象徴するハリウッド巨大コンテンツとのライセンス協業です。さらにワーナー・ブラザースとタッグを組んだ大ヒットアニメ映画『レゴ・ムービー』の世界的大ヒットや、ニューヨーク・五番街などの旗艦店展開によって、消費者の深層心理に「アメリカ文化の象徴」というイメージが刷り込まれました。

加えて、世界最大の玩具見本市である北米トイフェアでの大々的なプロモーションや、NASA(米航空宇宙局)との共同開発プロジェクトなど、アメリカ主導の露出が極めて多かった歴史的経緯が、この認知ギャップを強固なものにしています。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。