一夫多妻制という過激な看板だけを見れば、「男性優位的な悪趣味な企画」「色物タレントの炎上商法」と誤解されても不思議ではありません。しかし、実際のライブ会場に足を運び、清竜人 ネットの反応をつぶさに観察すると、ネット上の冷笑とは正反対の光景が広がっています。
特筆すべきは、客席における女性ファンの比率の高さです。一般的な男性アイドルや女性アイドルの現場と異なり、清竜人25の客席には老若男女が均等に入り混じっています。SNSや現場での取材で集まったファンの声からは、彼らが熱狂する本質的な理由が浮かび上がってきます。
「最初は夫人のメンバー目当てで行ったけれど、楽曲のクオリティが異常に高くて、気付いたら清竜人本人の虜になっていた」「ステージ上で夫人たちにキスを迫る姿はギャグとして洗練されていて、嫌らしさが一切ない。むしろ夫人たちをとびきり可愛く魅せるための完璧な引き立て役に徹している」という証言が多数を占めます。
現場で繰り広げられるのは、性的な消費ではなく、ディズニー映画やミュージカルを鑑賞しているかのような「全肯定のファンタジー空間」です。清竜人は自らをトリックスターとして道化に仕立て上げることで、メンバー全員を輝かせ、観客全員に幸福感をもたらすシステムを構築しているのです。