ショールーム見学を成功させるために、事前に把握しておくべき見落としがちなポイントが3点存在します。
第一に、「ショールーム見学所要時間」の見積もり不足です。キッチン1台のプランを決めるだけでも、扉色、天板、水栓、レンジフード、食洗機、引き出し内のオプションパーツまで細かく選定するため、最低でも90分〜120分(1.5〜2時間)はかかります。浴室や洗面台も同時に相談する場合、3時間近くを要することもあるため、前後のスケジュールには十分な余裕を持たせる必要があります。
第二に、「自宅の寸法図面(平面図・立面図)」を持参しないことによる手戻りです。図面がない状態では、現在設置されているキッチンの間口や天井高、配管の位置関係が把握できず、仮のプランニングしか作成できません。リフォーム会社やハウスメーカーから渡されている図面を一式持参することが、精度の高い見積もり作成への近道です。
第三に、「照明環境によるカラーの見え方の違い」です。ショールームの展示ブースは製品が美しく映える専用照明(昼白色やスポットライト)で照らされています。自宅のキッチンスペースが電球色の温かみのある照明や、自然光が入りにくい北向きの部屋である場合、自宅で見たときに「思っていた色味と違った」というギャップが生じるリスクがあります。色見本サンプルを少し暗い場所に移動させて確認するなどの工夫が有効です。