居宅介護とは?訪問介護との決定的な違いや対象・費用・申請手順を解説

居宅介護とは?訪問介護との決定的な違いや対象・費用・申請手順を解説

居宅介護とは?訪問介護との決定的な違いや対象・費用・申請手順を解説とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

「居宅介護とはどんな制度?訪問介護と何が違う?」という疑問は、福祉制度を調べ始めた方が最初に直面する大きな壁です。結論から整理すると、居宅介護は「障害者総合支援法」に基づく障害福祉サービスであり、主に身体・知的・精神に障害を持つ方(18歳未満の障害児を含む)を対象としています。一方の訪問介護は「介護保険法」に基づく高齢者向けサービス(原則65歳以上、特定疾病該当者は40歳以上)です。

両者は「自宅にヘルパーが訪問して日常生活を支える」という点では共通していますが、適用される法律、費用の助成制度、認定の基準が根本から異なります。さらに、名称が酷似している「居宅介護支援」は、介護保険においてケアマネジャーがケアプランを作成するマネジメント業務を指すため、ヘルパー派遣そのものを指す居宅介護とは全くの別物です。

また、障害福祉サービスの中には「重度訪問介護」という区分も存在します。居宅介護が時間帯ごとに区切られたスポット利用を基本とするのに対し、重度訪問介護は重度の肢体不自由や行動障害がある方に対し、見守りや外出支援を含めて24時間体制に近い長時間の連続支援を提供する制度です。自身の障害状況や生活実態に合わせ、どの枠組みが適用されるのかを見極める必要があります。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。