こうした日本の金曜夜の変化は、海外の主要メディアからも注視されている。かつて英BBCや米CNNは、日本の「金曜夜の路上で横たわるスーツ姿のサラリーマン」を、過剰労働と抑圧された社会の象徴として報じることが多かった。
しかし最近の海外論調では、一転して「ワークライフバランスを重視する若者の健全な権利主張」として捉え直されている。付き合い残業や強制参加の飲み会が姿を消し、自分の意思で週末のスタートを選択する姿は、かつての企業戦士モデルからの脱却、ひいては持続可能な労働環境へのシフトとしてポジティブに評価されているのだ。