長いシリーズの歴史の中で、富良野の風土をリアルに体現した名バイプレイヤーたちの多くが鬼籍に入られました。彼らの迫真の演技があったからこそ、『北の国から』はフィクションを超えたリアリティを獲得していました。
作品を支え、天国へと旅立たれた主な出演者の方々は以下の通りです。
・田中邦衛さん(黒板五郎役/2026年没・享年88)
不器用ながら子どもたちを全身全霊で愛した父親。作品の絶対的な大黒柱でした。
・地井武男さん(中畑和夫役/2012年没・享年70)
五郎の幼なじみで中畑木材の社長。五郎一家の最大の理解者であり、支え続けた親友を熱演しました。
・大滝秀治さん(北村清吉役/2012年没・享年87)
草太の父であり、富良野の開拓者精神を象徴する長老。「自然から頂戴するんだ」という名セリフは語り草です。
・緒形拳さん(津山邦造役/2008年没・享年71)
連続ドラマ第1回で令子の弁護士として登場。倉本作品に欠かせない重厚な名優でした。
・菅原文太さん(水沼什介役/2014年没・享年81)
草太の恋人・つららの父を演じ、圧倒的な威厳と哀愁を見せつけました。