教育現場やSNS上のリアルな声を調査すると、新体力テストに対する高校生の実感には「運動部所属者」と「文化部・帰宅部」との間に巨大な体力格差が生じている実態が浮き彫りになっています。
近年、週5〜6日のハードな部活動に励む層は握力やシャトルラン、持久走で成人アスリート顔負けのスコアを記録する一方、日常的な運動習慣を持たない層は中学校時代から記録が横ばい、あるいは低下するケースが散見されます。特に長時間のスマートフォン利用や学習塾通いによる運動機会の減少が指摘されており、スポーツ庁の調査報告書でも「運動頻度が多い群と少ない群の二極化」が継続課題として挙げられています。
現場の体育科教員からは「走る・跳ぶといった単一動作よりも、投球動作や柔軟性のように幼少期からの遊び経験が影響する種目で極端な得点差が見られる」という声が多く聞かれます。しかし、正しい体の使い方を知らないだけで潜在的な能力を発揮できていない生徒も多く、フォームの微調整や事前準備によって短期間で得点を伸ばす余地は大いに残されています。