古典助動詞の活用表を攻略!丸暗記から脱却する接続と意味の整理術

古典助動詞の活用表を攻略!丸暗記から脱却する接続と意味の整理術

古典助動詞の活用表を攻略!丸暗記から脱却する接続と意味の整理術を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。

効率的な古典助動詞の活用表覚え方の第一歩は、助動詞の活用型を動詞や形容詞の活用パターンと紐づける作業です。ゼロから新しい活用を覚える必要はありません。助動詞の大部分は、すでに学んだ用言の活用ルールをそのまま借用しているにすぎないからです。古典助動詞活用型一覧を俯瞰すると、以下の6つの系統に集約されます。

① 四段活用型(る・らる・す・さす・しむ 等)
動詞の四段活用(ア・イ・ウ・ウ・エ・エ)と同じ変化をたどるグループです。例えば、使役・尊敬の「す」は「せ/せ/す/する/すれ/せよ」と、下二段型に変化しますが、完了の「つ」は下二段型、「ぬ」はナ変動詞(死ぬ・往ぬ)と同じ「な/に/ぬ/ぬる/ぬれ/ね」と動きます。

② 下二段活用型(る・らる・す・さす・しむ・つ・ゆ・らゆ 等)
助動詞の活用型で圧倒的多数を占めるのが下二段型(エ・エ・ウ・ウル・ウレ・エヨ)です。「る(れ/れ/る/るる/るれ/れよ)」をはじめ、多くの助動詞がこの規則に従うため、下二段型を押さえるだけで表の大部分が自動的に埋まります。

③ ラ変活用型(めり・なり・けり・たり・り 等)
「ら・り・る・る・れ・れ」と変化するグループです。推量の「めり」、伝聞・推定の「なり」、過去の「けり」、断定の「たり」、完了の「り」などが該当します。「あり・をり・はべり・いまそかり」のラ変動詞の語尾変化がそのまま適用されます。

④ 形容詞型(まほし・たし 等)
希望の「まほし(ク活用型)」や「たし(シク活用型)」は、形容詞と全く同じように「く・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ」と活用します。

⑤ 形容動詞型(たり・なり 等)
断定の「なり」はナリ活用型(なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ)、断定の「たり」はタリ活用型(たら/たり・と/たり/たる/たれ/たれ)です。

⑥ 特殊型(き・けり・ず・まじ・まし 等)
独自の活用をする助動詞です。特に過去の「き」(せ/○/き/し/しか/○)や打消の「ず」(ず・ざら/ず・ざり/ず/ぬ・ざる/ね・ざれ/ざれ)は頻出であり、個別に確実な定着が求められます。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。