那須とりっくあーとぴあは、単一の建物ではなくテーマの異なる3つの独立した展示館で構成されています。それぞれ作品のテイスト、空間演出、さらには階段の有無といった構造面まで大きく異なるため、まずは3館の個性を正しく把握することが不可欠です。
原点となる「トリックアートの館」は、どこか懐かしい木造アトリエのような温かみがあり、視覚トリックの基本を楽しめる作品が集約されています。小さな子どもが直感的に笑えるギミックが多く、気負わずに楽しめるのが強みです。
一方の「トリックアート迷宮館」は、魔法世界や冒険をモチーフにした没入感重視のフロア構成が特徴です。立体感のあるダイナミックなポーズでの撮影スポットが豊富で、SNS映えを狙う若年層や小中学生から圧倒的な支持を集めています。
そしてイタリア・ルネサンスの名画をモチーフにした「ミケランジェロ館」は、天井画や荘厳なシスティーナ礼拝堂のスケール感が圧巻です。手描き絵画の超絶技巧をじっくり鑑賞できるため、大人の知的好奇心を刺激する空間に仕上がっています。