現在分詞とは?動名詞との違いや分詞構文のコツを例文で完全解説

現在分詞とは?動名詞との違いや分詞構文のコツを例文で完全解説

現在分詞とは?動名詞との違いや分詞構文のコツを例文で完全解説について知っておくべき 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

現在分詞が単独、あるいは他の語句を伴って名詞を修飾する働きを現在分詞の形容詞的用法と呼びます。これには名詞を直接修飾する「限定用法」と、補語として主語や目的語を説明する「叙述用法」の2つが存在します。

語数で決まる!現在分詞の後置修飾ルール

限定用法において極めて重要なのが、現在分詞の後置修飾ルールです。配置の基準は「分詞が単独か、それとも他の語句を従えているか」という一点にかかっています。

  • 1語(分詞単独)の場合 = 前置修飾(名詞の前):
    Look at that barking dog.(あの吠えている犬を見てごらん)
  • 2語以上のまとまり(修飾語句を伴う)場合 = 後置修飾(名詞の後ろ):
    Look at the dog barking at the mailman.(郵便配達員に向かって吠えている犬を見てごらん)

英語には「長い修飾語は後ろに回す(エンド・ウェイトの原則)」という言語的性質があります。「barking at the mailman」という4語の長いカタマリを名詞の前に置いて「Look at that barking at the mailman dog」としてしまうと、修飾される核である「dog」がどこにあるのか聞き手が混乱してしまいます。そのため、修飾句が2語以上になった場合は必ず名詞の直後に配置します。

補語として主語・目的語を説明する「現在分詞の叙述用法」

現在分詞は名詞を直接修飾するだけでなく、文の補語(C)として主語や目的語の動作を描写する現在分詞の叙述用法としても頻出します。主に第2文型(SVC)と第5文型(SVOC)で威力を発揮します。

  • 第2文型(SVC):主語の状態を説明する
    She sat reading a book.(彼女は本を読みながら座っていた)
    ※主語(She)が「本を読んでいる」状態を補語として説明しています。
  • 第5文型(SVOC):知覚動詞や使役類似表現
    I saw him crossing the street.(私は彼が通りを渡っているのを見かけた)
    I heard my name calling... は誤りで、呼ばれるならcalledですが、「I heard someone calling my name.(誰かが私の名前を呼んでいるのが聞こえた)」となります。

知覚動詞(see, hear, feelなど)を用いたSVOC構文では、原形不定詞を使うと「動作の一連のプロセス全体(渡り切ったこと)」を表すのに対し、現在分詞を使うと「その動作の最中の一瞬(まさに渡っている最中)」という生々しい躍動感を切り取るニュアンスになります。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。